「原稿」
日本の子供たちのための伝統的な儀式が、同国の動物たちにも人気を集めています。
最近、青木夏希さんは、広島市から首都の東京まで、2匹のチワワ犬と一緒に飛行機で移動しました。小さな犬たちが神聖な場所で特別な祝福を受けるための旅でした。その神聖な場所は座間神社で、神道の聖地です。
青木さんは、動物に対して開かれた宗教施設は少ないと指摘しました。「こうした場所がもっと増えると良いと思います」と33歳の彼女は火曜日に述べました。
座間神社は6世紀にさかのぼります。東京の南西約25キロに位置しています。この宗教センターは2012年に動物のための祈りのエリアを設立しました。今では、ペットの飼い主が犬や猫の健康と幸福を祈る「七五三」の儀式を開催しています。
この儀式は、日本では11月中旬に伝統的に子供たちがその年齢に達したことを祝うものです。親は娘や息子を着物に着せ、神道の聖地に連れて行きます。
火曜日には、いくつかの人々が犬猫神社の階段を上り、神職から祈りと祝福を受けました。6匹の柴犬が着物を着てイベントで写真を撮る姿もありました。
2022年には、日本の出生率は7年連続で過去最低になり、死亡者数は過去最高に増加しました。
「子供の数は年々減少しており、その結果、多くの人々が愛情を犬や猫に注いでいます」と座間神社の平賀義則さんは述べています。
「犬や猫が3歳、5歳、7歳になったときに、飼い主が神に感謝する場を座間神社で提供したいと思います」と平賀さんは語りました。神職は今シーズンに約120匹のペットが神社に連れてこられると見積もっています。
その中には、太田さんも含まれており、彼女はテリアとポメラニアンの2匹の犬を連れてきて、お供え物と祈りを捧げました。
「彼らは私にとって非常に大切で、まるで私の子供のようです」と53歳の彼女は語りました。「彼らが私たちと一緒に安全で健康な生活を送ることを祈るためにここに来ました」。
Words in This Story
blessing – n. a short prayer
kimono – n. clothing with wide sleeves that is traditionally worn on formal occasions in Japan.
pet – n. an animal, such as a dog or cat, that people keep mainly for pleasure
*This article has been edited and reprinted from VOA Learning English with permission from Voice of America (VOA) for use in English language materials.